グローバル市場において、日本企業が優位に立つための「信頼の証」が何か、ご存じでしょうか?
それが、ISOをはじめとした第三者認証です。
ISO 9001(品質)、ISO 14001(環境)、ISO 22000(食品安全)、ISO 13485(医療機器)などの認証を取得している企業は、国際的な品質基準を満たしている企業として、海外取引先に安心感を与えることができます。
この記事では、すでに認証を取得している企業が、その強みを武器に海外販路を拡大する方法を解説します。
また、海外輸出支援に豊富な実績を持つSOLID GLOBALの支援内容についてもご紹介します。
目次
なぜISO認証が海外展開に有利なのか?
ISO認証を取得している企業は、次のような理由から、海外市場で高く評価されやすくなります:
- 国際基準に準拠していることを客観的に証明できる
- 現地の規制や買い手の要件にスムーズに対応できる
- 入札や調達要件での優位性を得られる
- 品質管理やトレーサビリティ体制をアピールできる
たとえば欧州や中東、ASEAN諸国などでは、特定のISO認証を持っていることが取引条件や入札資格として必須となることもあります。
逆に、良い製品を持っていても「認証がないから不安」と判断され、ビジネスチャンスを逃しているケースも少なくありません。

ISO認証をどう“武器”として使うべきか?
1. 認証取得を「品質の見える化」として活用する
パンフレットやウェブサイト、海外向け資料などに取得済みの認証ロゴや認証番号を明記しましょう。
現地バイヤーやディストリビューターに「信頼できる取引先」として認識してもらう第一歩になります。
2. 交渉時に「他社との差別化材料」として提示する
海外商談では、品質・納期・価格だけでなく「管理体制」が重視されます。
ISOを持っていることは、製品そのものだけでなく、企業の運営体制への信頼感を与える武器になります。
3. 認証に適合した製造・管理プロセスを積極的に発信する
例えば、食品メーカーであれば「ISO 22000に基づいた製造体制」を、化粧品や医療機器であれば「ISO 13485認証済み工場での生産」をアピールすることで、輸入業者や規制当局とのやり取りがスムーズになります。

海外販路を開拓するために必要な次のステップ
認証を活かすだけでなく、以下の点も並行して進めていくことで、実際の受注や販売につながる可能性が高まります:
- 輸出先国での市場調査(競合・ニーズ・規制)
- 現地パートナー(販売代理店・ディストリビューター)の選定
- 輸出入関連の法令やラベリング要件への対応
- 関税・輸送・通関など、実務面での最適化
- 海外展示会・商談会での認知拡大とブランド訴求
これらを自社内でゼロから整備するのは、時間もコストもかかります。
そこで、海外展開に特化した専門パートナーの活用が有効です。

SOLID GLOBALが提供する「認証を活かした海外展開支援」
SOLID GLOBALは、ISOなどの国際認証を活かした海外輸出・販路開拓を支援しています。
私たちは単なる「代行業者」ではなく、企業の強みを理解し、それを武器としてどの国に、どのような方法で展開すべきかを一緒に考える“戦略的パートナー”です。
主な支援内容は:
- 輸出対象国における規制調査・適合確認
- ISO等の認証を活かした現地販売戦略の立案
- 海外パートナー企業の選定
- 商品の現地適応(パッケージ、表記、言語対応など)の詳細調査
- 輸出に関わる物流・通関・輸送
- 海外展示会・オンライン商談のご相談

まとめ:認証は“海外進出のパスポート”。活用しない手はありません。
ISOなどの認証は、単なる「取得して終わり」のものではありません。
それをどう活かすかで、御社の製品が海外で売れるかどうかが決まります。
すでに認証をお持ちであれば、今こそそれを海外ビジネスへの“切符”に変えるチャンスです。
グローバル展開に向けて次の一歩を踏み出したい方は、まずSOLID GLOBALにご相談ください。
貴社の認証と製品の強みを最大限に活かすための最適な道筋をご提案いたします。